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「わたしたちの認知症勉強会」を開催しました。

 

 

 今年度、当センターでは「もっと認知症を知り、自身のスキルアップを目指す」ことを目的に、東京都健康長寿医療センター研究所・東京大学・上智大学・大正大学・川室記念病院で勤務されている岡村毅先生を講師にお招きし、上越地域で認知症医療・ケアに携わっておられる方を対象に、勉強会を企画しました。年4回シリーズで、各1時間程度とし、先生に気軽に質問できるスタイルにしました。定員25名としたところ、有り難いことに多数の申し込みがあり、819日をもって申し込みを終了させてもらいました。

 第2回目は910日、テーマは「社会の中の認知症、病院でのケアのしかた」、第3回目は108日、テーマは「認知症研究の新しい潮流」でした。どちらの会も40名ほどの受講者が当院ホールに集まりました。

 会の終わりに受講者の皆様からアンケートを書いていただくのですが、その一部を紹介します。「新しい情報や知識を得ることができた」「脳科学や症状の講義だけでなく、社会とのつながりや倫理をふまえた対応のあり方など、認知症について深く掘り下げられた講義で、とても参考になった」などの講義に対する好評や、「認知症になっても人格を尊重したケアが大切であることに、改めて気づかされた」「今回の講義で初心に戻りたいと思った」等、日頃の業務を振り返る良い機会になったようです。第3回目には、川室記念病院で行われている「稲作プログラム」の紹介がされましたが、それについて「上越の強みを活かした支援を行えれば良いと思った」「認知症ケアにとって、農業はやはり良い!」という意見がありました。また質問も多く書かれており、岡村先生にうかがっているところです。

 参加者の皆様の熱心さを大いに感じ、1210日(火)に「わたしたちの認知症勉強会プラス(第5回)」と開催することが決まりました。前半は「変わり続ける精神医療」とテーマに岡村先生からの講義、後半は東京都健康長寿医療センター研究所の宇良千秋先生をファシリテーターとしてお招きし、グループワークを行います。これまでの講義を通して感じたこと・日頃のケアで悩んでいることなどを受講者同士で話すことは、とても良い刺激になることでしょう。基本的にこれまでの講座受講者が対象ですが、そうでない方の受講もできる限りお受けしますので、当センターまでご連絡下さい。

認知症疾患医療センター

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